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剣道を観戦するなら知っておきたいルールを紹介!剣道を見に行こう!

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剣道のルールって初心者や素人だと分かりにくいものです。

今当たったじゃん!
なんで試合が止まったの?

とわけのわからない事になってしまい、観戦していても面白くありません。

この記事では「観戦する上で知っておきたい事」だけをまとめます。

剣道を実際にやる人でも最初はこれだけ知っておけば問題ないでしょう。ゆくゆくはもっと詳しく知らなければいけませんが、実際にやってれば自然と覚えます。

剣道のルール

剣道のルールはごちゃごちゃ言うと難しい話になります。

剣道の試合は速いので、観戦している時はそんなに深く考えるほどの余裕はありません。

基礎的なことをまとめます。

試合時間

剣道の試合時間は5分を基準として設定されています。

必ずしも5分の試合という訳ではなく、年齢によって分かれるのが一般的です。

小・中学生=3分

高校生・大学生=4分

一般=5分

これが一般的ですが、稀に違うこともあります。

小学生は2分だったりと微妙な違いなので、おおよそこんな感じで覚えておけば問題ないでしょう。

また、試合時間以内に勝負がつかなかった場合は延長戦が採用されます。延長戦は3分を基準としていますが、基本的にはどちらかが一本を取った時点で終了です。どちらも一本取らないで続いた場合は、取るまで続けます。

試合形式

剣道は3本勝負で行われます。

3本先取という意味ではなく、2本先取した側が勝利になります。

仮にどちらかが1本先取した状態で制限時間になった場合は、1本先取してた側の選手が勝ちとなります。

「どうしたら1本になるのか?」というと、審判の旗が2つ上がったら1本になります。

この審判の基準が微妙で、観戦している側からすると「ん?」となることがよくあります。剣道をやっている人なら分かるのですが、未経験者や素人だと判断が難しいのです。

有効打突と判断されれば旗が上がるのですが、有効打突の判断が難しいからですね。

有効打突とは

[有効打突]
第12条
有効打突は、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。

[竹刀の打突部]
第13条
竹刀の打突部は、物打を中心とした刃部(弦の反対側)とする。

[打突部位]
第14条
打突部位は、次のとおりとする。(細則第3図参照)
1.面部(正面および左右面)
2.小手部(右小手および左小手)
3.胴部(右胴および左胴)
4.突部(突き垂れ)

※全日本剣道連盟より引用

ごちゃごちゃ書いてますが、まとめると「正しい姿勢と十分な気合で、面・小手・胴といった打突部位を正確に打突すること」となります。

声が出てなければ1本になりませんし、姿勢が悪ければ1本になりません。勿論打突部位に当たってないのは論外です。

観戦を続けていればなんとなく分かってくるようになります。

YouTubeに「一本集」というおススメの動画があるので、見てみるとどういうのが1本になるのかがなんとなく分かるのでおススメです。

剣道の反則について

剣道の試合中に反則を2回行うと、相手の1本になってしまいます。

反則行為は色々ありますが、主に取られる反則は2つです。

①竹刀を落とす

②試合場の白線を超えて場外に行く

この反則が大半を占めているので、とりあえずこの二つだけでも覚えておいて下さい。

ただし、②試合場の白線を超えて場外に行くは不当に相手から押された場合は相手の反則になります。考え方としては1回押されて出てしまったら出た側の反則、2回以上押して出た場合は押した側の反則になります。少し不透明なルールなので参考程度に抑えといてください。

反則までは取られないけど試合が一旦止まる場合があるのは、鍔迫り合いです。

相手が技を出しにくいように鍔迫り合いを行ったり、お互いに動く気がないと判断された場合は試合が止まり、選手同士を離して再開となります。

この行為が悪質と判断された場合は反則になります。二人とも反則だったり、片方だったりとその場におおじてですね。

終わりに

剣道の観戦をする上で知っておきたいのはこのぐらいでしょう。

これだけでも知っておけば剣道の観戦が楽しくなること間違いなしです!細かいルールはもっとありますが、観戦していく上で徐々に知っていけば良いです。

まず生で観戦して、剣道の迫力を味わってみることをおススメします。

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