猫を飼おうと思ったとき「本当に必要なものってなんだろう?」と疑問に思いますよね。私も最初は悩みに悩みまくりました。
実際に私は猫と生活しており、キャットケアスペシャリストとキャットシッターの資格を持っています。そんな私が猫を飼うのに必要なものをグレード別に紹介していくので、是非参考にしてください。
Contents
猫を飼うためのセット一覧
時間がない方のために、今回紹介するものを一覧表にしておきます。実際に準備していくときのチェックリスト代わりにも活用してください。
私が実際に持っているもので構成しているので、使用している物の参考価格も合わせて紹介します。
〇猫を飼うのに最低限必要なセット
おすすめ商品 | 参考価格 | |
猫用の食器 | 猫壱のフードボウル | \1,882 |
猫用トイレ&猫砂 | 猫壱のウォーターボウル | ¥1,209 |
キャットフード | ロイヤルカナン 子猫用 | ¥1,900 / kg |
ブラシ | ペット用くし2個セット | ¥690 |
キャリーバッグ | PETKIT キャリーバッグ | ¥7,900 |
爪とぎ | バリバリボウル | \2,160 |
〇猫を飼うのにあった方が良いもの5選
おすすめ商品 | 参考価格 | |
ケージ | RAKU 猫ケージ | ¥10,980 |
首輪 | Tiiyar 迷子札付き | ¥1,080 |
猫用のおもちゃ | じゃれ猫ブンブン | ¥1,000(3個入り) |
キャットタワー | RAKU キャットタワー | ¥8,498 |
トンネルやテント | キャットトンネルスパイラル | ¥1,540 |
〇要サブスク検討品
サービス名 | 月額料金 | |
首輪 | Catlog | ¥580 |
自動猫トイレ | OFT | ¥12,000~ |
掃除機 | 【DMM.com】![]() | \8,980~ |
猫家具全般 | サブスクライフ | ¥1,020~ (商品による) |
猫を飼うのに最低限必要なセット6選

ここで紹介している6種類については、絶対に必要なものなので購入前提で予算を組みましょう。
①:猫用の食器
猫用の食器は「キャットフードを入れる用」と「水を入れる用」の2種類が必要です。
キャットフード用の食器を選ぶポイントは次の通りです。
- ある程度の高さがある
- お皿部分が斜めになっている
- 滑りにくい
猫壱の足つきフードボウルは全ての条件を揃えているので非常におすすめ!
お水用の食器は斜めになっている必要はありません(むしろ困りますね)。他のポイントはキャットフード用と同じで、ある程度の高さがあり、滑りにくいものを選べばOKです。

ちなみに私も最初の頃はお水用の食器(ウォーターボウル)を使っていましたが、留守中のお水が汚いのでは?と気になった結果、自動給水機を導入しました。
ピュアクリスタルコパンは価格も安く、洗いやすい構造になっているので、特に留守の時間が長くなってしまいがちな人にはおすすめです。
②:猫用トイレ&猫砂
猫用のトイレは専用の容器と猫砂が必要になります。
猫用トイレを選ぶポイントとしては「猫の体長の約1.5倍サイズ」となります。
猫は元来好き嫌いが多いのですが、それは食べ物だけでなくトイレにも適用されます。トイレの種類をざっくり分けると次の通りです。
- オープン
- ドーム
- システムトイレ
- 全自動トイレ
全自動トイレは高価なので、使ってくれなかったときに懐への影響が大きくなります。
わたしの場合は最初にシステムトイレを購入したのですが、システムトイレ用の猫砂が気に入らなかったらしくて使ってくれなくなりました。
その後、ドーム型とオープン型を同時に購入して両方設置。結果はオープン型のみ使っています。
ちなみに猫砂も好みがあるみたいで、最初は紙砂だったのですが粗相をするようになったので鉱物系に変更しました。
③:キャットフード
キャットフードもトイレ同様、お迎えする前に何を食べていたのか聞いておくようにしましょう。
急にご飯を変更すると猫に負担がかかり、嘔吐するなど良くないことがあります。
- お迎え前のご飯を聞いて合わせる
- 変更するなら少量ずつ混ぜて徐々に変更
- 年齢に合わせたご飯を選ぶ
- ウェットフードもあげるようにする
猫は水をあまり飲まない子が多い為、水を摂取してもらう方法としてウェットフードの給餌があります。
ちなみに我が家の愛猫もあまり飲んでくれないので、朝と夜にウェットフードをあげています。
キャットフードはサブスクも選択肢に入ってきます。↓の記事でキャットフードの定期購入についてまとめていますので是非参考にしてください。
https://subkurablog.com/catfood-subscription/
我が家も愛用しているロイヤルカナンを安く買う方法を↓の記事でまとめています。是非参考にしてください。
https://subkurablog.com/royalcanin-buy-cheap/
④:ブラシ
ブラシは印象として必需品ではなさそうと感じるかもしれませんが、かなり重要なアイテムです。
抜け毛の予防はもちろんのこと、猫とのスキンシップが取れるので、日頃から細かく触れておくと体長変化に気づきやすくなります。
特に長毛の猫種だとお手入れは毎日してあげるべきでしょう。
⑤:キャリーバッグ
基本的にはお家にお迎えする際に必要になるので、大半の人が必然的に購入します。なので、ここではキャリーバッグの種類についておすすめを紹介しておきます。
キャリーバッグは大きく分けると「手持ちタイプ」「背負うリュックタイプ」となり、選び方としては次の通りです。
想定シーン | 理由 | |
手持ち | 車移動が多い | 汎用性が高い |
リュック | 徒歩や自転車での移動 | 手持ちだと人がツライ |
私は最初手持ちを使用していたのですが、動物病院まで行くのに徒歩だったため、腕がプルプルしてしまいました。我が家の猫は3kgなのに腕がツラかったので、大型の猫ちゃんはもっとキツイですね。
ただし、両方使った感想としてはプラスチック製の手持ちタイプの方が作りが頑丈だと感じました。また、緊急時に隠れ場所になるので汎用性が高いとも感じます。
車移動が多い場合は手持ちタイプが無難でしょう。
⑥:爪とぎ
猫は元来狩りをする動物であり、爪は狩猟や自衛のために大切なものです。ただし、家ではそんな必要ありませんよね?なので爪とぎの重要性も軽視されがちです。
猫は爪とぎによって、伸び過ぎた爪をケアする意味もあり、表面の古い爪のはがして鋭いい爪を出します。他にもストレス軽減のため、気分を変えようと気持ちを落ち着かせるために爪とぎをしていると言われています。
こんな重要な理由がいくつもある爪とぎを設置しないと、次のような問題が起こる可能性も。
- ソファやカーペットで爪とぎされる
- ストレスによる食欲不振
- 滑りやすい場所で爪がかからず、猫への負荷大
猫を飼うのにあった方が良いもの5選

①:ケージ
子猫のうちは体力の限界が分からずに遊び過ぎてしまうことがあります。なので、飼い主側が遊びの時間を調整するのが一般的です。
ケージがないと部屋の中を無制限に走り回るので、調整が難しく、猫が疲弊しきってしまいます。
ケージが必要な時期としては3ヶ月といわれていますが、私の場合は一歳になるまでは出しておき、それ以降はバラバラにしてクローゼットへ保管してあります。
ケージがあると、猫が落ち着く場所を提供できるというメリットはあるのでずっと出しておいても良いですが、他にも落ち着ける場所を作ったことで設置をやめました。
②:首輪
基本的には不要だと思いがちですが、猫は勢いあまって脱走してしまう可能性があります。
そんなとき、首輪に住所などの情報を載せておくことで猫の身元が分かり、帰ってくる可能性が格段に上がります。
最初は首輪を嫌がるかもしれませんが、毎日短時間でも着けて嫌がるなら外すを繰り返すと慣れてくれる確率が高いです。
③:猫用のおもちゃ
猫は運動量の低下により、食欲不振になることがあります。遊ばないことでストレス発散の場が少なくなり、ストレスによりご飯を食べないといったことも考えられますね。
飼い主とのスキンシップ目的はもちろん、猫が健康に過ごす為にもおもちゃはあった方が良いでしょう。
ちなみに輪ゴムや猫用じゃない紐などで代用できそうですが、誤飲の可能性があるので控えるべきです。
④:キャットタワー
猫は元来狩りをするために上下運動をする生き物です。高いところが好きというのもあり、キャットタワーやキャットウォークといった上下運動できる環境を整えましょう。
キャットウォークは少し難易度が高いので、まずはキャットタワーだけでも置いてあげると猫が喜んで登ってくれますよ!
⑤:トンネルやテント
猫が安心できる場所として、トンネルやテントなどの狭くて周囲の目が気にならない場所を作っておくと良いでしょう。
他にもトンネルは猫の狩猟本能をくすぐる要素があり、シャカシャカ擦れる音が小動物の動く音に近く、遊ぶときに喜んで飛びついてくれます。
お得に活用するべき猫関連のサブスク
①:首輪「catlog」

猫の首輪は脱走した際の目印になるので着けておいた方が良いですが、どうせなら機能付きの方が良くないですか?
そんな方にオススメなのが「catlog」です。
Catlogは猫の健康管理が出来るデバイスで次のような行動を記録、管理することができます。
・食べる
・走る&歩く
・寝る
・くつろぐ
・毛づくろい
・水飲み
catlogは首輪である『「ペンダント」と無線LAN中継機「キャトログホーム」の2つより構成されており、測定したデータは専用のアプリで簡単に確認することができます。
迷子札の機能はないので、自分で迷子札をつけるか、首輪のデバイス部分に直接彫るしかないというのは注意です。
気になる方は↓の記事で詳しく紹介していますので、是非覗いてみてください。
https://subkurablog.com/catlog/
②:自動猫トイレ「OFT」

自動猫トイレといったものをご存じでしょうか?排泄物を自動で処理してくれる優れものなので、掃除の手間が省けるといった特徴があります。
普通に購入すると数万円といった高級品でもあり、猫はトイレも好き嫌いが激しいので、自動猫トイレ買った後に「使ってくれない…!」というのを防げるのは良い点です。
これまでの自動猫トイレは本体を一括購入する必要がありましたが、OFTからネコスクといった名前でお試しプランが登場しました。
毎月の定額使用料を支払うことで自動猫トイレを利用することができ、猫が使ってくれなかったり、自分が何らかの理由で気に入らなければいつでも解約することができるといった内容。
契約期間まで使い続けると自分の物になるので、気に入ったらそのまま我が家にお迎えすることができます。
ただし普通に買うよりも割高となります。同様の商品はAmazonで¥51,700(執筆時点)で購入できるので、あくまでもお試ししたい人向けのプランとなります。
③:掃除機「ダイソン」
猫を飼い始めると思うのは「猫砂が吸えない」ということ。
私は以前アイリスオーヤマの掃除機を使用していましたが、今はダイソンを使用しています。実際に使用している猫砂が吸えるか確認する為、家電量販店に猫砂を持参したぐらいです。
しかも驚くことに家電量販店に猫砂サンプルの用意がありました。それほどまでに多い相談ということですね。
吸引力が弱い掃除機だと吸えずに弾いてしまう現象となり。歩いてて足裏に砂がつくことも度々あります。そんなイライラを解消してくれるのがダイソンということです。
ただしダイソンは高いので、まずはサブスクで使い勝手を確かめてみるのがオススメです。(公式のお試しは終了しています)
④:猫家具全般「サブスクライフ」
サブスクライフは、お支払いの総額が定価を超えない家具/家電のサブスク・レンタルサービスです。一度買ってしまうと中々変更しにくいものなので、最初から色々試すのにはもってこいのサブスクですね。
猫ようの家具は今までサブスクでの取り扱いが無かったのですが、サブスクライフから嬉しいことに愛猫と心地よく暮らせる「ペット用家具」としてサブスクの取り扱いを開始しました。
まだまだ対象製品は少ないけど、どれもお洒落すぎてインテリアとして置ける代物です。
利用期間としては、3ヶ月〜24ヶ月まで1ヶ月ごとのプランが用意されており、期間を過ぎたら自分で購入、継続、返却の3つから選択することが可能となっています。
サブスクライフのサイト見てもらえれば分かるのですが、とにかくお洒落で洗練されたデザインって感じの猫用家具が揃っています。
ただし、2つほど注意点がありますので事前に知っておきましょう。
注意点①:利用期間が短いほど月額料金が高くなる
注意点②:中途解約手数料の制度がある
ただし、期間を過ぎたあとは購入といった選択肢も出てくるので24ヶ月使ってそのまま購入しちゃうのも良いですし、別のに切り替えて心機一転っていうのも面白いですね。
まとめ

猫は好みが激しいので、たとえ猫のためにと買ったものでも使ってくれないことがあったり、食べてくれなかったりします。
好き嫌いを把握するのも楽しみつつ、色々試してみましょう!
https://subkurablog.com/cat-subscription/
https://subkurablog.com/catfood-subscription/